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FoodMarico

同じ食卓を“一緒に”囲み、
美味しく、楽しく、笑顔で食べられる、
ごく普通な食事の時間をつくりたい


このように思うようになったのは、わたしの子どものアレルギーがきっかけです。

私の3人の子どもには、3人ともに食物アレルギーがあり、3人ともに別々の食べ物により起こるものでした。

しかも食べるだけでなく、触れるのはもちろん、その物質のある空間にいるだけで、最悪アナフィラキシーショックという重篤な症状を起こすこともあり、食事中はその場の空気にも神経を使っていました。

ですので、外食はもちろん、お友達とのコミュニケーションも危険が伴うので、自由に活動ができませんでした。

多くの方が、当たり前だと思って生活されていることが、私たち親子には当たり前ではありませんでした。

みんなで一緒にご飯を食べること。
食べたいものを、自分で好きに選んで、自分でとって食べること。
食べた後に、何も気にせず遊ぶこと。
そんな些細なことですら、とっても難しくて、とっても特別なことでした。

しかし、あらゆることに気を使っていても、3人ともに数えきれないほどのアレルギー症状が起こりました。
ドクターヘリで搬送されたこともありました。
緊急搬送してもらうたびに死を覚悟し、何度も命の危険に遭いました。
数え切れないほどの入院や辛い経験も沢山してきました。

しかし、完治することはなく、『ともに生きる』という選択を考え、このアレルギーと向き合い、食事とアレルギーのことを勉強し、子どもたちと一緒に簡単で、自分でもできることから少しづつ積み重ねてきました。
もともと料理が好きだったこともあり、辛いこともありましたが、続けていけました。
そして、徐々に、経験と学びと実践が実を結んだようで、子どもの様子からそれが目に見えるようになってくるのと同時に『ごく普通の食事の時間』という、私たちにとってとても幸せな時間を過ごせるようなってきました。

この幸せな時間を過ごせる様になっていく中で、
『自分たち親子のように苦しんでいる人に寄り添っていたい!』
『悩んでおられる方を一人でも負担を軽くしたい!』
と強く思い始め、家庭内から徐々に外に向けて活動していきました。

また、活動を進めていく中で、アレルギーだけでなく、世界には、食の禁忌というものがあることも知りました。

誰もが『ごく普通の食事の時間』を過ごすには、まだまだできることがたくさんありますが、私の大好きな料理で少しでも多くの方がこのしあわせな時間をすごせるよう活動をしていきたいと思っています。

FoodMarico 代表 上田 まり子